更年期障害の治療で使用するHRT(ホルモン補充療法)は4種類の方法があります。
今回は、この中の2つ、「持続併用投与法」と「エストロゲン単独投与法」についてご紹介しておきます。
「持続併用投与法」とは、毎日服用(エストロゲンとプロゲステロンの両方を)する、更年期障害の治療法です。
毎日エストロゲンとプロゲステロンを併用することで、この方法は、子宮体がんの予防になると考えられています。
治療を開始してから半年くらい不正な出血が起こりますが、これはプロゲステロンを併用しているからで、それはやがて治まりますので、心配は要りません。
治療の効果は、「周期的投与法」とほとんど変わらないと言われています。
次に、「エストロゲン単独投与法」の説明をします。
エストロゲン単独投与法とは、更年期障害の治療法で、エストロゲンを単独で投与する方法です。
エストロゲンは、作用が穏やかなのが特徴で、エストリオールとも言われます。
しかし、エストロゲンのみを長く投与し続けると、子宮体がんのリスクの危険性が高まると言われています。わずかではありますが。
そのため、この治療法は、子宮体がんの危険性のない人にしか行うことができません。
例えば既に子宮を摘出している人などです。
