不妊症の原因として代表的なものをいくつか取り上げてみます。
まず、不妊症の最も多い原因となっているのは、「両側の卵管閉塞」という症状です。
卵管が詰まっていると、受精はおろか卵子も精子も通過できない状態になってしまいます。
原因としては、卵管炎や子宮内膜症などによる卵管の癒着が考えられます。
卵管は左右対称になっているので、片側が不通でももう一方が通過できれば妊娠が可能ですが、両側とも閉鎖していると治療が必要となります。
次に「排卵障害」を説明しましょう。
月経があるのに排卵がない、いわゆる無排卵症の症状です。
この方は残念ながら妊娠する事ができません。
こういった場合、基礎体温を測れば分かります。
基礎体温が低温期・高温期に分かれず、低温1相になります。
その他、月経がきちんと毎月無い人、つまり、2〜3ヶ月の稀発月経、数ヶ月以上も月経がない続発性無月経の人も排卵されていない場合がほとんどです。
原因としては、肥満、やせ、糖尿病などによるホルモンの異常のほか、視床下部―下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌が不足する場合、卵巣の機能不全などが考えられます。
